学会紹介
出席者:
- 地主敏樹
- 福田慎一
- 大野早苗
- 宮尾龍藏
- 清水順子
- 髙屋定美
- 櫻川昌哉
- 岩壷健太郎
- 鎮目雅人
- 家森信善
- 栗原 裕
- 安田行宏
- 伊藤隆康
- 井尻裕之
- 岩田健治
- 内田真人
- 永廣 顕
- 岡野衛士
- 奥山英司
- 亀坂安紀子
- 北坂真一
- 北野重人
- 佐々木百合
- 佐藤政則
- 塩路悦朗
- 高橋 亘
- 藤田誠一
- 藤原賢哉
- 矢後和彦
- 吉見太洋
開催方法:
Zoomによるオンラインにて開催された。
議題:
- 会員限定ということで公開することが承認された。
- 監事の交代について承認された。
- 退会者が近年多く出ており、その多くが退職された先生方である。そこで、退職される方で常勤ではなくなった先生方にシニア会員優遇制度を導入してはどうかというご提案し、制度導入の大枠について承認された。
- 制度の詳細については、総会で会員のアンケート調査を行い、次回の常任理事会までに内容を詰めて再度審議することとした。
- 新たに個人会員17名、準会員2名、賛助団体1社、特別会員1社が承認された。
- 尚、今回の大和証券は当初は部単位での特別会員での登録申請がされ、それを法人格に修正して受け付けた。これについて基本的には法人格が会員としての単位だが、部署単位もそれに準ずるものとして受け入れてもいいのではないか(賛助会員についても同じように考える)という意見があった。
- 個人会員54名、特別会員1社の退会が承認された。
- 総務担当常任理事より、2020年度の事業報告がされ、財務担当常任理事より2020年度の決算が報告された。どちらも承認された。
- 総務担当常任理事より、2021年度の事業報告がされ、財務担当常任理事より2021年度の予算案が報告され、承認された。
- 金融経済研究43号は今年度3月に刊行済み。44号はMMT特集号として年度内に刊行される予定である。45号については、年度内の刊行は未定。
- 直近の投稿状況は例年と比較して多くなっているが、これはMMT特集号として論文を集めたためである。
- 上記の報告について承認された。
- 新規発刊はなし。投稿状況は極めて低調であったが、一つの理由としては、学会HPのリニューアルに伴い、投稿機能が一時中断していたということもある。
- 今大会中に行われる編集会議において、編集長も含めて、来年度の新しい体制が検討される予定である。
- 上記の報告について承認された。
- 現在ホームページが刷新され、新しいホームページがすでに稼働している。
- 現在検討中なのは以下5点で、現在制作・運営を専門会社にお願いしている。
- ① 請求書・領収書のダウンロードシステムの導入の制作について、専門会社にその制作を委託する。
- ② クレジットカード決済システムの導入について、検討事項とする。
- ③ オンライン投票システムの導入について、先回の理事会で検討事項となったオンライン投票(理事・会長・常任理事選挙)を実施する。そのためのシステムを制作する。
- ④ 対面用の全国大会ホームページの制作について、大会が全面的に対面となった場合(2022年度以降)、対面用の全国大会ホームページを制作する。
- ⑤ 会員向けの一斉メール(ブラストメール)利用の上限数を拡大する。
- 利便性を鑑み、まずは⑤を優先事項とし、次に③オンライン投票システムと導入を進め、次回の選挙で利用可能とすることを取り組みたい。
- 委員会構成員について、1名変更があり、現在の体制は以下のとおりである(敬称略)。
- 岩木宏道(大東文化大学)、栗原裕(愛知大学)、田中茉莉子(武蔵野大学)、兵藤隆(山口大学)、福島章雄(成城大学)、安田行宏(一橋大学)
- 上記の報告について承認された。
2021年度韓国金融学会学術大会への会員派遣計画について
- 今年度(2021年度)の韓国金融学会は、2020年6月12-13日に韓国・済州島で開催されるが、新型コロナの影響で海外からの参加者はオンラインでの参加となった。公募により、下記3名の会員にオンラインで報告していただくことに決定した(50音順)。
横浜国立大学 猪野明生氏
一橋大学 植杉威一郎氏
武蔵野大学 田中茉莉子氏
- 今年度後半の日韓合同セッションについては、秋季大会でオンライン参加してもらうか、別途オンラインで研究会を設けて参加してもらうのかは今後検討する。
若手研究者の金融セミナーの実施について
- 2020年度1月10日に武蔵大学大野先生、慶應義塾大学櫻川先生のご協力を得て、オンラインで金融セミナーを開催し、若手6名の研究報告がなされ、成功に終わった。
- 今年度については未定。
- 上記のすべての報告について承認された。
- 部会担当理事より、それぞれの部会の昨年度の活動報告があった。2020年度中の部会はすべてオンラインでの開催であった。
- 今年度の活動予定についても、それぞれの部会より活動報告があった。今後の部会の案内は、新しいブラストメールのシステムを利用し、会員に周知する予定である。
- 上記のすべての報告について承認された。
- 2021年春季大会、秋季大会ともにオンラインでの開催が決まっている。オンラインでの開催としていろいろな工夫を行っているので、大会終了後にアンケートを実施し、いろいろなご意見をいただきたい。
- 2022年度の春季大会は成城大学、秋季大会は神戸大学での開催が決まった。
- なお、成城大学での春季大会ではオンラインと対面でのハイブリッドとし、土曜日は自由論題をすべてまとめてオンラインで行い、日曜日は大教室で対面を主としたオンラインのハイブリッドで、基調講演や分科会、パネルなどを行うなど、大会委員長とともに検討している。
- 上記のすべての報告について承認された。
- 池尾先生ご逝去による理事の選任については、内規により次の選挙まで空席とする。
- 日本金融学会事務局より、昨年から契約しているDropboxについての報告があり、各部会などでも適宜有効活用していただきたいとの申し出があった。
明治大学で開催された春季大会および近畿大学で開催された秋季大会において、学会の運営に関する重要な改善や、新たな取り組みが導入されましたので、お知らせいたします。
学会執行部が交替する前の2年間にわたり学会財政は赤字を続けていましたが、その後の努力が実り、財政状況は改善されてきています。長期的な財政健全性を確立するにはまだ努力が必要ですが、年度赤字は解消されました。その主要因として、東洋経済新報社と交渉して学会誌『金融経済研究』の刊行費の1割削減が実現したこと、新たな特別会員の入会による会費収入が増加したこと、の2点が挙げられます。特別会員の協力を学会活動に活かし、会員の研究活動に資するために、下記のような新制度を導入しました。
ゲストスピーカー(非学会員)招聘経費を全国大会開催校に給付します。一大会当たりの上限20万円で、開催校の申請ベースで支出されます。そのための申請フォーマットも整備されました。2011年度春季大会から始まって、2大会連続で活用されています。
上記の大会活性化費に準じて、各地域・専門部会にも、ゲストスピーカー(非学会員)招聘経費を給付します。各部会当たり年間5万円を上限とし、やはり申請ベースで支給されます。この制度の申請フォーマットも整備されました。
東日本大震災からの復興に貢献するために、金融的側面の研究を推進し政策提言を行う専門部会を設置します。第1回の部会は10月に予定されています。詳細は、学会HPをご覧ください。学会員のMLから、この部会に登録することも可能となりました。登録頂ければ、案内が届きます。関心をお持ちの方はご参加ください。
出版助成を申請して特別号を刊行する企画を推進することとなりました。助成を受けられれば、2012年度に実現されます。
理事推薦論文制度に準じた形で、地域部会推薦論文制度を設置します。地域部会で報告された中で優秀と認められた論文を、『金融経済研究』に推薦するものです。地域部会推薦を理事推薦と同等の扱いとするというもので、運営の詳細は『金融経済研究』の編集委員会で検討します。
中国金融学会との交流に準じて、韓国金融学会との交流協定締結を推進することになりました。